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スーパーカーブーム

スーパーカーは、階級制度によって育まれてきたヨーロッパの産物のひとつでもある。
金に糸目を付けず特別なものを欲しがる上流階級と、そういった需要に応え手間暇をかけて一品製作に近い形で高級品を製作する職人集団という構図が古くからあり、スーパーカーに限らず特殊なものが生み出されてきた。
現代においては、ヨーロッパの階級制度以上に、オイルマネーを牛耳るアラブの富裕層なども大きな顧客層となっており、世界中に目を向ければ、珍しいものを欲しがる金持ちは相当数いるため、商売の対象はそれなりにある。
自動車評論家清水草一の「フェラーリがローンで買えるのは日本だけ」という言葉には、日本の国情とスーパーカーのなじみ方がよく表されている。

少量生産ゆえ、状態が良好で走行距離も少なければ価値が下がりにくいという面もあり、金と同様に安定資産と見る向きがある。
最近では日本円にして1億円超という限定生産車が発売され、すぐに完売するという現象が続いているが、購入目的の多くは走る為ではなく、プレミアが付くことを目論んだ投機だという意見もある。

スーパーカーのような超高級車はごく少数の顧客に向けて少量だけ製作されるため、メーカーの経営は常に不安定になりやすい。
世界の政治経済の民主化が進み、大衆車の大量生産が自動車ビジネスの主流となった第2次世界大戦後は特にその傾向が強く、馬車時代からの多くの名門コーチビルダーやブランドが存続の危機に立たされ、実際に消えて行った。
その後もイタリアのフェラーリが、1970年代に同国随一の大衆車メーカーであるフィアットの傘下に入り、最古のスーパーカーメーカーと言えるマセラティは、様々なオーナーの下を移った挙句に、フェラーリの傘下に入って再生を遂げ、現在はフィアットの直轄となっている。
ランボルギーニはフォルクスワーゲンのアウディ傘下に組み入れられ、さらにブガッティもフォルクスワーゲン傘下となった。(wikipedia参照)

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